
カジークジー導入のポイント
GUIDE

教育関連機関向け
- 探究学習や家庭科授業で、生活力・協働性・ジェンダー意識を育成
- 生徒・学生同士のコミュニケーション力を引き出し、発表や議論が活発になる
- 教師が扱いにくいテーマも、カードを介することで話しやすくなる
- 自分の親に対する理解が深まる
- 将来の自身のキャリアやライフスタイルを深く考えるきっかけとなる
- ワーク後に「自分事として考える」習慣がつき、家庭内行動変容を促す
- 授業評価やアクティブラーニング型授業の実績としてPRできる
- 家庭との関わりを通じた「社会性の学び」の実践ツールとして活用
- 「男性も家事・育児に関われる」という価値観を授業で自然に浸透
- ゲームで地域を知ることで、地域で『共に育てる』ことを学ぶ教育モデルの構築にも貢献
- 教員の研修としても実績多数
- 生涯学習でも実績多数
企業・職場向け
(福利厚生・従業員研修・育休等の自社支援制度など)
- 社員の家庭理解・協力体制を強化し、仕事と育児の両立支援を推進
- 管理職や独身社員にも多様な家庭事情の理解を促進
- 社内研修やダイバーシティ推進施策として導入しやすい
- オンライン・対面どちらでも実施可能(実施方法は都度ご相談)
- コミュニケーションが強化され、社員満足度・定着率向上、離職防止につながる
- 職場風土の改善、脱ワンオペ文化の促進に直結
- 「共育」を企業価値として掲げ、働き方改革・ダイバーシティ施策に統合可能
- 育休取得だけでなく、育児参画を“当たり前にする組織文化”づくりの一助に


行政・公的機関向け
- 家庭内の家事・育児負担の『見える化』と『対話促進』による男女共同参画の推進で実績多数
- 自治体イベント・講座での満足度が高い(2024年度満足度93.9%)
- 男性の参加率が高い
- 共育、男女共同参画、男性育休取得推進、女性活躍推進、ジェンダー平等、多様性など、様々なテーマで活用できる
- 内容がパッケージ化されているため、実施が楽で効果が高い
- 「家庭・職場・地域が共に子育てする社会」実現への啓発ツールとして、既に導入事例がある(オリジナルカード制作等で地域連携など)
- 育児と仕事の両立を疑似体験できるため、“希望に応じて育児と仕事を両立”できる環境づくりの実践的な支援に効果的
- ゲームの中に、地域資源の利用促進や地域とのつながりを生むシステムがあるため、『孤立解消・脱ワンオペ』につながる
- 「共育」を政策として支える実証データとして活用可能(アンケート実施など)
医療・助産関連機関、子育て支援団体向け
- 妊娠~産後の夫婦間コミュニケーション強化
- 育児負担や生活リズムの変化を事前に共有でき、育児期のトラブル減少
- 医療者・助産師が伝えにくいテーマを、ゲームを通じて自然に共有
- プレママ・プレパパ教室、両親学級での実績多数
- 出産後の生活をイメージしやすく、育児準備の実効性が高まる
- ゲーム内のシステムにより、自身の事業の周知&利用促進ができる
- 男性向け講座や支援にも活用
- 『共に育てる』プロセスを疑似体験し、その意識の向上につながる
- 医療従事者の意識のアップデート研修も実績多数


実績・導入事例
CASES

カジークジーとは
ABOUT

主人公となり
ヒトゴトからジブンゴトへ
気づきが深まるゲームフロー
育児カードゲーム「カジークジー」は、プレイヤー 2人が勇者、賢者、舞踏家、詩人になり、
次々と襲いかかる家事・育児・仕事のトラブルを解決していく対話型の協力ゲームです。
クリアのカギは、お互いの得意・不得意を理解して納得いく分担を実現すること!
LEVEL1
能力値決め

やること
今現在の自分はどんな人か?
仕事頑張ってるから『ちから』多めにしようかな。
しっかり計画を立てて動くタイプだから『ちりょく』を高くしよう。
など、能力値を割り振って等身大の自分をキャラクターにしよう!
得られるもの ― 自己理解
自らの能力値を割り振ることで
得意・不得意の視覚化、考え方の再認識などの自己分析ができる。
LEVEL2
タスク分担

やること
プレイヤーには次から次へと家事・育児・仕事のトラブルが降りかかる。
パートナーと協力してトラブルを解決しながら15日間を生き抜こう。
得られるもの ― 相互理解
リアルな家事・育児・仕事のトラブルにより相手の思考やこだわり、タスク
の偏りが浮かび上がる。お互いの価値観の違いや得意・不得意を知ることで、
タスク分担を話し合う土台ができてくる。
LEVEL3
アイテム活用

やること
窮地に立ったらヘルプ&ホリデーカードなどのお助けアイテムを活用して
乗り切ろう。カードの内容は実在するサポートや施設の情報!
得られるもの ― 地域資源の情報・利用
ゲーム中に実際に窮地に立たされ使用することで、ただ地域の
情報を知るだけではなく、具体的にどんなシーンで活用すれば
いいかも含め、現実に直結した課題解決の視点がもてる。
LEVEL4
ゲームクリア

やること
思わぬトラブルに直面し、このままではクリアできない・・・そんな局面も。
互いの状況や気持ちを改めて共有し、固定化していた役割を見直そう!
ともに支え合いながらゲームクリアを目指すのだ!
得られるもの ― 協調
パートナーが窮地に陥ることで、これまで“相手の担当”と思っていたことが、
少しずつ「ジブンゴト」に変わっていく。家庭でも学校でも職場でも、
「これ、ちょっと偏ってない?」と気づけるのは、ゲームを通してだからこそ。
負担やすれ違いを、責めずに見つめ直すための対話が、自然とはじまる。

講座・研修案内
OVERVIEW

参加者の声
REVIEW

ファシリテーター紹介
FACILITATOR


よくある質問
FAQ


持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年に国連総会で採択された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な社会の実現をめざし、17の目標と169のターゲットを掲げています。
SDGsに関する取り組みについて
策定された17のテーマのなかでも、特に育児カードゲームカジークジーでは以下の8つのテーマへ注力して貢献します。


すべての人に健康と福祉を
相互理解を深める機会を生み、親の精神的な健康と家庭の福祉の向上に寄与しています。ゲーム内で実際の行政による育児支援サービスや地域のスポット情報を紹介する仕組みにより、必要な支援や医療サービスへのアクセスが促進され、家族全体の健康と福祉を支える取り組みとなっています。


質の高い教育をみんなに
対話型カードゲームという手法を通じたインフォーマルな学習で、参加者は楽しみながら子育てやパートナーシップを学ぶことができます。このゲームは学校の授業(家庭科・総合学習等)や企業の研修プログラムにも導入され、年齢や立場を問わず誰もが質の高い学びの機会を得られるよう貢献しています。


ジェンダー平等を実現しよう
男性の育児参加を積極的に促す本取組は、家庭内での男女平等な役割分担の実現を直接目指しています。互いの得意分野・苦手分野を認め合い補い合うことで前向きに合意できる分担を見つけ出すというゲームの設計思想により、お父さんとお母さんが仕事も家事も育児も協力し合い平等に分担するというジェンダー平等の理念を体現する取り組みとなっています。


人や国の不平等をなくそう
『カジークジー』は伝統的な家族像にとらわれず、シングルペアレントや同性カップル、学生など多様な立場の参加者に配慮したデザインです。対等に子育ての対話に参加できる環境を整えることで、家庭内外の不平等の是正に寄与し、誰一人取り残さない包摂的な社会づくりに貢献しています。


住み続けられるまちづくりを
本ゲームは自治体や地域と連携し、ゲーム内に各地域の育児支援サービスや観光スポット等の情報を組み込むことで、子育て世代と地域社会とのつながりを強めています。こうした地域密着型の工夫に対して複数の自治体が関心を示し、独自のオリジナルカードの作成や両親学級への導入に取り組む動きも生まれています。家族が地域のサポート資源を活用しやすくするこの仕組みは、子育て世代に優しい持続可能なまちづくり(安心して暮らし続けられるコミュニティ)の実現に資するものです。